展覧会のご案内
2011年、東京銀座和光にて、「江里康慧・江里佐代子展 仏像と截金−光 放たれるとき−」、
ならびに 「光 放たれるとき 江里佐代子截金作品追慕展」 を同時開催いたしました。
江里康慧、江里佐代子の世界を皆様のご光来を誠にありがとうございました。



「江里康慧・江里佐代子展 仏像と截金  ― 光 放たれるとき ―
会期 2011年4月2日(土)〜4月18日(月)
10時30分〜18時(最終日は17時まで) 無休
会場 和光本館6階 和光ホール(観覧料無料)
→詳細はこちらをご覧ください
出品点数 仏像彫刻 大小合わせて 約20点
截金きりかね作品 大小合わせて 約200点
主催 株式会社 和光
江里康慧の仏像彫刻作品では、「釈迦如来三尊像」 「阿弥陀如来三尊像」 「聖武天皇御像」 「光明皇后御像」 をはじめ、レリーフ作品など約20点を展示いたします。
併せて、江里佐代子が2007年に急逝する直前まで制作していた截金作品は、「まり香盒こうごう」 や 「截金彩色香盒」 「盒子ごうす」 「風炉先屏風」などが並びます。とくに晩年、江里佐代子が切り拓いた技法 <截金すかしぬり> による 「風炉先屏風」 「棗」 「四方よほうぼん」 などの作品をご覧いただきます。
康慧・佐代子の後継者である長女左座さざ朋子と、工房スタッフたちの作品もあわせて展示いたします。

*当初、[会期終了後、4月22日から5月29日の会期で三重県パラミタミュージアムに巡回されます 「光 放たれるとき 江里佐代子 截金作品追慕展」でも、本展の仏像作品の一部をご覧いただけます]と告知させていただいておりましたが、日程及び展覧会タイトルが下記の通り変更となりました。[2011/01/15]
会期: 4月23日から5月29日
展覧会名: 「江里康慧・江里佐代子展 仏像と截金」展



「光 放たれるとき  江里佐代子 截金作品追慕展
会期 2011年4月2日(土)〜4月18日(月)
10時30分〜18時(最終日は17時まで) 無休
会場 和光並木館5階 和光並木ホール(観覧料無料)
→詳細はこちらをご覧ください
出品点数 仏像作品 1点
截金 きりかね 作品 大小合わせて 約80点
主催 株式会社 和光 / 日本経済新聞社
協力 岡田文化財団 パラミタミュージアム
後援 株式会社 共同通信社
巡回先 パラミタミュージアム(三重県三重郡菰野町大羽根園  主催:岡田文化財団)
 仏像彫刻や仏画に華麗で荘厳な輝きをもたらす截金。その歴史は古く、中国より朝鮮半島を経て6世紀に仏教とともに伝来し、11世紀頃より浄土教や法華経美術に多用され、藤原時代から鎌倉時代にかけて 日本独特の截金として華麗で優雅な仏教美術へと昇華させました。
 江里佐代子は仏像荘厳に打ち込むかたわら、この技術を身近な「飾筥かざりばこ」や「まり香盒」などに用いて一人でも多くの方に截金を知っていただき、復興したいと発願し、精力的に個展や公募展にも出品する中で、截金の秘めた可能性を探究して参りました。
 2002年には重要無形文化財 截金 保持者(人間国宝)に認定され、京都迎賓館の建築装飾や調度品に取り組むなど、創作の幅を大きく拡げてゆきました。
 自身の創作活動にとどまらず、工房内のほか東京藝術大学で截金技法を伝えるなど、後継者育成にも努めました。さらなる技法研究に熱意を燃やし、大英博物館にて截金のデモンストレーションと講演、大英博物館所蔵のサンドイッチガラス(紀元前3世紀)の調査を終えた後、江里佐代子は2007年10月3日フランス・アミアンで急逝しました。
 本展では、パラミタミュージアム所蔵作品に加えて、仏師・江里康慧と佐代子の工房である平安仏所所蔵の截金作品の中から日本伝統工芸展に出品した代表作を含む作品の数々をご覧いただきます。また、江里佐代子が試みようとしていた大英博物館所蔵の「金箔入りガラス碗」の復元を、その遺志を引き継ぎ制作、初出品となります。

 截金に新たな生命を吹き込んだ江里佐代子の足跡をご高覧ください。

*会期終了後、4月23日から5月29日の会期で、三重県パラミタミュージアムにて開催されます「江里康慧・江里佐代子展 仏像と截金」でも本展の作品の一部をご覧いただけます。[2011/04/02]
- トップページへ -